部屋を片付けられない人の特徴と解決策

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部屋を片付けられない人=「ルーズな人」・「だらしない人」・「いいかげんな人」! 
そんなレッテルを貼られがちですよね。

実際、部屋が散らかっていると、見るからにだらしがない人に思えるのは致し方のないところなのでしょう。
しかし、本当に部屋が片付けられない人はルーズな性格だと単純に決めつけてもいいものなのでしょうか? 

部屋が片付けられない人がルーズな人とは限らない

世の中、綺麗好きな人もいれば、そうでない人もいます。
中には、部屋がきちんと整理整頓されていると、逆に落ち着かないという人も少なくありません。

ただ、だからと言って、何もかもがいい加減なのかと言えば、これが案外そうでもないのです。

それどころか、一歩外出すれば、実にファッショナブルで、メイクや髪型もバッチリ!!
仕事や勉強だってバリバリ出来るのに、自宅を訪ねてビックリ! 
散らかりっぱなしの部屋に唖然とさせられるということはよくあります。

そういったこともあるため、部屋が片付けられない人の特徴として、即座にルーズだと言い切るのは問題です。

それどころか「ルーズ」という一言で自他共に片付けてしまっていることこそが、部屋を片付けられない最大の理由になっているのかも知れません。

病気かも!?

なんと、この世には、生まれながらにして部屋を片付ける事が苦手な定めを持った病気が存在します。

その病気の名前は「注意欠陥多動性障害」通称“ADHD”と呼ばれ、脳の機能に異常を来しているために発症する先天性の神経発達障害です。

発達障害と聞くと、何だか特別な存在のように思われるかも知れませんが、軽度の“ADD”こと「注意欠陥障害」も含めると、日本人の100人に2人は持っていると見られる実にポピュラーな疾患です。

家族や親戚、友人知人と言った身近なところにもADHD患者はいます。しかも、この疾患は親から子へと遺伝する傾向が強く、身近な親戚に思い当たる人がいれば、自分自身がそうであっても決して不思議ではないのです。

例えば、

  • 時間にルーズ!
  • 忘れ物・落とし物・失い物が多い!
  • なかなか行動に移せないが、一度エンジンが掛ると、とことん動く!
  • 好きな事には夢中になれるが、一度苦手意識が芽生えると駄目!
  • 白黒はっきりさせたがる!
  • 目の前の事にすぐに気を取られてしまうことが多い!
  • 感情の波が激しく、泣き上戸や笑い上戸の傾向がある!
  • 段取りが悪く、効率的に物事を進めるのが苦手!
  • とっさの出来事に対する起点が利きにくい!
  • 両親や祖父母の短所をそっくりそのまま引いていると感じる
  • いずれも人間である以上、一つ二つは当てはまるもので、事実、思い当たる節のある方は少なくないでしょう。ただ、上記の3つ以上が当てはまれば要注意です。

    恐らく、周囲からも個性的だとか、いささか変わった人という印象を持たれているかと思われます。そこで、ADHDやADDを疑って掛るのも大事なのです。




    ADHDやADDの原因

    では、どうして上記のような症状が出るのでしょうか?

    今や人にも勝る情報処理能力を持つコンピューターが当たり前となり、それを組み込んだロボットが人気を集めています。しかし、「多種多様の情報を感情によって処理出来るのは人間の最大の特徴であり、自慢すべき点であると言って過言ではありません。

    ところが、ADHDやADDになると、その感情を上手に使って情報を処理するという事が極端に苦手になってしまうのです。
    そのため、次々と情報が入って来ると、入って来た情報に気を取られ、先の情報をいつまでたっても処理出来ないという状況に陥ってしまいます。結果、落ち着きのない多動性や衝動性、そして、注意力散漫という言動が現れます。

    多動性と衝動性に猛るのにもかかわらず、注意力に欠けるのですから、ミスやトラブルが多発するのは当然だと言えるでしょう。

    そして、その特徴は、部屋を片付けられないことにダイレクトに繋がります。つまり、「部屋を片付けられないのは、ADHDやADDの大きな特徴の一つなのです。そこで、両者の総称として「片付けられない症候群」と呼ばれます。

    しかし、ADHDの様々な症状は、情報処理を司る神経伝達物質「dopamine(ドーパミン)」が不足しているために現れるもので、ドーパミンさえ充分に分泌出来れば落ち着きます。そのため、テンションが上がり、「ドーパミンが増えると、通常は出来ないことが難なくこなせたりもするのです。

    そこで、興味のあることに出会い、関心が高まると、一気にスーパーマン級の力を発揮します。外では実にファッショナブルなのも、仕事や勉強が出来るのも、自分の好きなことに従事することで、ドーパミンが充分に分泌されるからに他なりません。

    部屋を片付けられない人が片付けるには?

    部屋を片付けるための解決策としてはまず、「自分や対象者がADHDもしくはADDであるかないかを確かめることです。

    ちなみに、ADDは、ADHDの多動性を持たないタイプで、落ち着きはそこそこあるものの、やはり衝動性に猛るのにもかかわらず、注意力に欠けるというのは同じです。そのため、片付けが苦手という特徴を持っています。

    ADHDやADDは立派な障害です。そして、障害は大きな短所である一方、立派な個性でもあります。すなわち、その個性をうまく生かすための長所も必ず備わっているもので、それを自分自身や周囲の人たちが、どれだけ上手に引き出せるかで、どれだけ上手に部屋の片付けが出来るかが決まってきます。

    さらに、「統合失調症や鬱病のような精神疾患を発病しても、急激に部屋の片付けが出来なくなるという徴候が際立ちます。
    それまでずっと綺麗好きで、きちんと掃除や整理整頓が出来ていても、突然できなくなるというケースは珍しくありません。

    これは、先のADHDやADDとは正反対に、「自分の興味のある事に対しても意欲が喪失してしまい、まさに何もやる気が起らないという状況に陥ってしまうからです。

    これまでの状態に関係なく、現状、部屋が片付けられないことは、一つの疾患のシグナルであることが考えられます。

    まずは医療機関を受診し、病気であると診断されれば、その治療に取りかからない限り、根本的な解決法を見い出すことは出来ないでしょう。


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