ミニマリストな生活はケチケチライフではない!

ミニマリスト生活というと、必要最小限の物だけで毎日を送るという事で、
ケチくさいだの、見窄らしいだのと言う方がおられますが、
決してそんな事はありません。
むしろ、周囲や心に自由な空間をたっぷり持たせた
実にゆとりあるライフスタイルなのです。
価格だけに捕らわれないのがミニマリストたち
世の中には、“安物買いの銭失い”という言葉がありますが、
ケチと言われる人の中には、実際にはこのパターンで、
とにかく安さに引かれて買ったものの、やっぱり使い勝手が悪いとか、
すぐに使えなくなってしまったというような理由からゴミとなり、
放置状態になっている不要品を沢山溜め込んでおられる方を多く見かけます。
それに対し、ミニマリストたちは、自分が必要とする物については、
決して価格だけに目を奪われる事なく、
機能性や耐久性を十二分に吟味して購入します。
そのため、品数は少ないものの、思いの外高価な物が
いろいろと揃っているのが彼ら・彼女らの生活空間であると言っていいでしょう。
特徴は?流行に捕らわれず冷静に判断
ミニマリスト生活にはいくつかの特徴がありますが、
その一つが周囲の影響を受けにくいというもので、
だからこそ、流行に捕らわれず、テレビや雑誌で新しい物を見ても、
自分にはどうしても必要としないと却下出来るのです。
しかし、その一方で、ここだけはお金を掛けたいと思う部分を
しっかり持っているのも特徴の一つ。
ですから、ミニマリスト生活と一口に言っても、
個々のライフスタイルによって状況は大きく異なります。
中には、仕事が忙しい事を理由に、自炊は一切しないと決め、
食器や調理用品を殆ど持たない反面、趣味のコレクションだけは
ガッツリ確立させているという人もいます。
また、ノンブランドのファッションに身を包みながらも、
バンバン海外旅行をしている人もいたりして、そういう面でも、
決してケチくさい生活や見窄らしい日々ではないという事はよく分かるでしょう。
むしろ、お金を掛けるべきところと掛けないべきところを
自らの趣味嗜好に忠実に分別しているライフスタイルではないかと私は思いますね。